着物のお店で品物見ていたら、小柄でまるっとした欧米のおじちゃんがやってきて、茶色の素敵な男性用着物を手にとって私に英語で話しかけてきた。
「この着物は自分のサイズに合うだろうか?」
多分、私が着物だったのでお店の人と間違えたんだと思う。
お店の女性に聞いたら泥大島だった。
許可を貰って、おじちゃんに羽織らせてみたら、少し裄が短めくらいで身幅も身丈もぴったり。
羽織がセットになっていたから、少し肩を落として着たら裄も気にならない。
おじちゃんの顔がぱあああって笑顔になった。
「欲しい!」と即効買おうとするので少し待ってもらい、お店の女性と一緒に汚れなど無いかチェック。
新古品だったのか、仕付けのついた綺麗な状態で一安心。
ついでに少し交渉した結果、帯をおまけに付けてくれることになったのを伝える。
おじちゃんの笑顔が更に輝いて溶けそうだった。
何度もお礼言われて照れたよ。
長襦袢がぴったりのはなくて、裄が短いのになったのが心残り。
着付けはインターネットで調べると言ってた。
大事そうに着物の入った袋を抱えていて、物凄く和んだ。
後で、のお店で奥さんらしき人一緒にいるのを見かけた。
袋帯数本抱えてたけど、あれ全部買ったんだろうか?
骨董市は和む光景沢山見れるね。