我が家は10年ほど前に、同居の母方祖母が要介護になった。
軽度の認知症と、骨折の影響による歩行困難。
始めのうちは実子である母が介護のほぼ全てやっていたが、祖母に付いている時間が多くなるので当然その他の家事に手が回らなくなった。
それで父が「皆自分で出来ることはドンドンやろう」と言い、それぞれ家事や介護で出来る事は協力するようになった。
で、月一位の頻度で顔を見せに来る叔母はそれが気に食わないようで、特に父が洗い物や掃除などの家事をしたり当時高校生だった弟が祖母のトイレ介助をしている姿に「男の人にこんな事やらせて!!」と母を責めた。
父や弟が「自分の意志でやってるんだ」と言っても、叔母にしてみれば気持ちだけ貰ってやらせないのが普通なんだと。
母はそういう嫌みを言われる度に軽く落ち込んだりしていたが、父の「余所は余所、うちはうち」に励まされていた。
祖母は介護を初めてから数年後に亡くなったが、年齢的にも大往生と言ってもおかしくなかったので大きく揉めるような事もなく母と叔母も表面上は和解した。
いやいや、そもそも叔父が諌めとけよ
「介護は実子がやるべき」とか言っとけば良かったのにねw