昨日、入院している知人のお見舞いに行ったそうだ。
初めて行く病院なので事前に場所を確認したそうなんだけど、途中で道が分からなくなって困ってしまった。
誰かに尋ねようとキョロキョロしてたら、ランドセルを背負った男の子が「おばあちゃんどうしたの?」と声をかけてきた。
祖母が事情を話したら、「僕知ってるから案内するよ」と、病院まで連れていってくれたらしい。
車が通るから危ないからねと、その子から手を繋いでくれたそうだ。
道がちょっと入り組んでたから分かりにくかったけど、距離はそんなには無かったらしく、3分もすれば着いたらしい。
「ありがとう僕」
「おばあちゃんどこか病気?大丈夫?」
「おばあちゃんは元気よ、ありがとう。お友達が入院してるの」
「そうかぁ。早くお友達が元気になるといいね。おばあちゃんも元気で良かったね。じゃあねー!」
といった会話の後、男の子は元気に走り去って行ったそうだ。
ちなみに、帰りはタクシーで帰ってきた祖母。
行きもタクシーで行けば良かったのに、と一緒に話を聞いてた母が言うと、「昨日は天気が良かったから散歩がてら歩いて病院に行ったんだけど、あんないい事があったから歩きで良かったのよ」と祖母はニコニコしてた。
よほど嬉しかったらしい。子供好きだしね。
その小学生の男の子、優しくて明るくていい子だなぁと思った。
小さな親切が大きな幸せのになったね。
オカルト話かと思ったのにw
その男の子は実は… ってホラーかと思ったオレは毒されているのかな。